クリスピー・クリーム・ドーナツでは、ファンドレイジングプログラムを通し、子どもたちの夢の実現やチャレンジを応援する活動を行っています。今回、子ども・子育て世帯の誰もが孤立せずに社会と関われる「居場所」を提供し、人々が信頼関係で結ばれるまちづくりを進めている、NPO法人コハレLABOさんご協力のもと、「ハロウィン ドーナツデコレーション ワークショップ」の開催が実現しました。
子どもたちの食の貧困に限らず「経験の貧困」から生まれる格差
子ども食堂をゼロから立ち上げるにあたり、「資金調達」や「活動場所の確保」など、様々な問題が立ちはだかるなか、地域や行政・企業の協力によりなんとかクリアしてきたと、コハレLABOの皆さんに伺いました。
実際に子ども食堂を始めてみると、子どもたちの食の貧困に限らず、「経験の貧困」から生まれる格差に直面。その“格差”がコロナ禍でさらに顕著になったそう。
子育て世代は、育児と仕事を両立させつつ、感染から家族を守らなくてはいけない状況が続き、必然的に社会との関わりを絶ち、孤立する状況が目立ったと言います。
“どんな状況であっても、地域みんなで子育てをしたい!すべての子どもたちに豊かな経験をしてほしい!”
「子育てをみんなの力で!」というコハレLABOの理念と、ドーナツを通して「日常の小さな喜びを届ける」という、クリスピー・クリーム・ドーナツの企業スピリットが合致し、今回のワークショップが実現しました。
オリジナル・グレーズド®️を自由にデコレーション!
当日、会場には船橋市の子どもたちが40名以上集まりました。※密にならないよう、3部構成に会を分け開催しています
高校生から大学生・地域のボランティアスタッフによる進行で、ドーナツデコレーション開始!
まっさらなオリジナル・グレーズド®️に、用意されたカラフルなチョコスプレーやデコレーションの素材を使って、真剣に、じっくりと創作に取りかかる子どもたち。
「甘いドーナツを目の前にした子どもたちのキラキラした笑顔、ワクワクする想い、真剣な眼差し。ボランティアスタッフのドキドキした表情の奥に垣間見えるそれぞれの温かな想いや、企画を背負う誇らしさ。普段の慣れ親しんだ子ども食堂ではなかなか感じることのない、特別な経験が生み出す緊張感や達成感は、みんなで共に創る時間と居場所の豊かさを再認識させてくれました」とコハレLABOスタッフの筋野さん。
子どもたちの個性あふれる作品が出来上がったところで、撮影スポットで記念撮影。「楽しかったー!お母さんのために作ったの。帰って一緒に食べるんだ!」と目を輝かせて教えてくれた児童も。
参加の子どもたちとボランティアの学生に感想を聞きました!
子どもたちより
「宝石みたいにキラキラしているチョコをトッピングするのがとても楽しかった!」
「楽しかったー!弟のために作ったので、半分こしてあげるんだ!」
「デコレーションするのは初めてだったけれど、やってみたらとても楽しくてあっという間でした」
ボランティアの学生より
「マスク越しでもわかる笑顔が印象的。後日感想を聞いてみると、持って帰るのが待ちきれずに近くの公園でお母さんと食べた、なんてエピソードもありました」(神井さん 大学3年 社会学部)
「丁寧にデコレーションをする子、短時間で3つのドーナツを完成させる子、自分で考えたオリジナルドーナツを作る子、用意された見本を忠実に再現する子など、それぞれの子どもたちの個性が見られました」(市村さん 大学3年 栄養系)
「ドーナツを見た瞬間に目を輝かせていて、とても楽しそうにトッピングをしていました。すごく悩んでいる子もいましたが、みんな満足気に写真を撮っている姿がとても微笑ましかったです」 (郷家さん 大学4年 食物学科)
たくさんの子どもたちが個性を発揮し、ドーナツデコレーション ワークショップは大成功のうちに終了しました!
企画を通して、自分らしさを表現することや食べる楽しさを子どもたちが少しでも感じられていたら嬉しいです。
クリスピー・クリーム・ドーナツは、今後も子どもたちの「やりたいことに思い切り挑戦できる活動」を応援していきます。
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“WHAT’S FUNDRAISING PROGRAM?