もっともっとおいしい「ドーナツ＆コーヒー」を目指し、クリスピー・クリーム・ドーナツはこの秋ハウスブレンドをリニューアル。どのようなこだわりや情熱でコーヒーの開発を行っているのか、商品本部長の岸本英範が全3回で紹介します。

「１＋１＝３」ドーナツとコーヒー、ペアリングの力

ドーナツとコーヒーのペアリング、その楽しみ方

オリジナル・グレーズド®は原料も作り方も世界的なルールがあり、不変のおいしさを大切にしています。ただ、ドリンクについては各国に任されており、国ごとに「ドーナツ&コーヒー」というミッションを実現する味わいを追及しています。

私たちが考えるドーナツに合うコーヒーは、しっかりとしたコク、ほどよい香りがある、個性の強すぎないコーヒーです。「オリジナル・グレーズド®は甘い」というお客様もいらっしゃると思いますが、オリグレとハウスブレンドのペアリングは、ぜひ試していただきたい。まるでワインのたしなみ方のようですが、まずコーヒーの香りを楽しみながら一口飲んで、次にオリグレを一口食べ、ドーナツの味わいがあるうちに再度コーヒーを飲むと、それぞれの香りと味わいが鼻に抜けて、どちらのおいしさもより一層楽しむことができます。チョコスプリンクルやオールドファッションチョコレート、キャラメルウォールナッツなども、ハウスブレンドとの相性は抜群です。

ドーナツとコーヒーのペアリング

ペアリングを意識して、おうちドーナツもワンランクアップ

ドーナツをテイクアウトして、家や職場でドーナツを楽しむ人も多いことでしょう。そんなときも、ペアリングを意識してドリンクを用意すると、ワンランク上のおいしさを味わえます。たとえばコーヒーを入れるなら、中煎り〜深煎りの豆を選ぶといいですね。紅茶がお好きな方は、アールグレイならミルクティー、ダージリンならストレートを、茶葉を多めに使って作ってください。フルーティーなナパージュが楽しめるドーナツには、酸味を持つ豆を使ったアイスコーヒーやフルーツティーが合います。シンプルで香り高いシナモンシュガーは、シナモンティーやシナモンコーヒーとペアリングすると、相乗効果が楽しめますよ。

商品本部長　岸本英範