クリスピー・クリーム・ドーナツで一番人気の商品といえば「オリジナル・グレーズド®」
しかし、そのおいしさの秘密や歴史についてはあまり知られていません。
そこで商品本部長の岸本英範が、オリグレにまつわる様々なエピソードを全3回で紹介します。
毎日粉から、「できたて」をお届け
「できたて」のおいしさは、創業当時からのこだわり
「できたて」をお届けしたいという思いは、クリスピー・クリーム・ドーナツの原点です。ちょっと昔の話をしましょう。創業者バーノン・ルドルフは、最初ファクトリー（工場）で作ったドーナツを車に積み込み、移動販売をしていました。ところがある日、ファクトリーを訪れたお客様に「できたてを売ってほしい」と言われ、工場の壁に穴を開けて販売を始めたといったエピソードがあります。とにかく、できたてアツアツのオリグレはおいしい。今もその思いに変わりはなく、粉を練って、発酵させてという、昔からの製法でいちからドーナツを作り、毎日「できたて」を各ストアに届けています。また、ファクトリー併設のストアでは、ドーナツのできたてをお知らせする「HOT&LIGHT※1」が店頭に灯ります。
手間と時間をかけて、一個一個のドーナツを大切に仕上げる
オリグレをはじめとするイーストドーナツは、生地を寝かしたり、ゆっくり発酵させたりする必要があるため、出来上がりまで約1時間かかります。すべての工程が世界共通で、オリグレをおいしく作り上げるためのルールが決められているんですよ。もちろん水の加減や発酵時間は、生地の状態を見ながらスタッフが調整するといったこともあり、手間と時間をかけて、あのオリグレ独特の「ふわっ、とろっ、ぺろり」のおいしさを作っています。
手間をかけているという意味では、ドーナツのトッピングやデコレーションといった最後の仕上げは、すべての人の手で行っています。だから、顔の描かれたドーナツは、1個1個表情が違うので、ぜひ一期一会を楽しんでください。
80年以上変わらない伝統の美味しさ オリジナル・グレーズド®
全世界のクリスピー・クリーム・ドーナツで不動の人気No.1。1937年から変わらない美味しさ。イーストドーナツを、まっしろいグレーズ（シュガー）でコーティング。ふわっとして口の中でとろけるような柔らかさ。
