フードクリエイター美才治真澄さんによる、クリスピー・クリーム・ドーナツをちょっぴり大人な雰囲気にアレンジする「Bisaijiの大人ドーナツアレンジ」。
前回からスタートした世界のローカルフードをオリグレでおいしくアレンジしたシリーズの4回目となる第7回は、ベトナム料理にヒントを得た、「グリルドーナツ&チキン」。フランスパンをつぶしてはちみつとバターで甘くグリルする“焼きパン”を、オリグレで作ってみました。ベトナムらしい甘辛のたれで漬け込んだチキングリルと一緒に、気軽に楽しんでください。
ベトナム式グリルドーナツ&チキン
甘辛に焼き上げたチキンのお供に、グリルドーナツ
[ 材料2人分 ]
オリジナル・グレーズド 3個
バター 大さじ1と1/2
鶏手羽中 8本
(A)
オイスターソース 大さじ1
醤油 大さじ1
ニョクマム 大さじ1/2
チリソース(シラチャーソース) 大さじ1/2
はちみつ 大さじ1
ごま油 大さじ1
レモングラス(みじん切り) 大さじ2
にんにく(みじん切り) 小さじ1
粗びき黒こしょう 小さじ1/2
あさつき、柑橘、スライスきゅうりなど 好みで適宜
[ 作り方 ]
1. 鶏手羽中と合わせた(A)をポリ袋に入れてよく揉み、冷蔵庫でひと晩ほどおく。
2. 1を竹串に刺し(竹串を2本一緒に刺すと安定します)、予熱した魚焼きグリルでこんがり焼く。
※鶏肉に刺す竹串は、水に1時間ほど浸しておくとグリルで焼いた際に焦げにくいです。ドーナツに刺す串は乾燥したまま使ってOK
3. ドーナツはラップではさみ、めん棒などで軽く潰す。
4. 3を半分に切って竹串を2本刺し、バターを敷いたフライパンで両面がキャラメル状になるまで焼く。焼けたものはくっつきやすいのでオーブンシートなどにいったん取り出す。
5. 2、4を盛り合わせ、好みであさつき、柑橘、スライスきゅうりなどを添えて完成。
美才治 真澄(びさいじ ますみ)
フードクリエイター/管理栄養士。(株)ダイエットコミュニケーションズにて荒牧麻子氏に師事し、メディア、企業、広告、学校等へのレシピ提案、栄養指導活動を経験したのち、ブラジル・バイーアへ料理留学。帰国後ヴィーガンカフェ”Cafe Eight” のフードディレクターとしてケータリング・商品開発の企画運営に携わる。現在はフリーランスのフードクリエイターとして、企業、メディアに向けたメニュー提案及び調理&スタイリング、栄養相談、料理教室、オーダーメイドケータリングなどを中心に活動中。